環境や資源、飢餓や貧困、差別…経済活動が加速し、人口が増加しつづける現代社会では、これらの問題はますます深刻なものになっています。近年では、持続可能な社会にむけた取り組みが行政や企業、団体等で活発化していますが、一方で、生活者にとっても、社会に悪影響の少ない製品を選びたいという「エシカル」な意識が芽生えつつあります。サックスバー ホールディングスでは、皆様にお届けする商品においてもサスティナブルな視点を取り入れていきます。
「スマートピープル」は、変わりゆく現代のライフスタイルの中でほんとうに良いものをつくり、永く大切に使ってもらうことを提案する天然レザー製バッグ、小物のプライベートブランドです。食肉加工の副産物である皮革は、もとよりリサイクルによって生まれるサステナブルな素材ですが、さらに高品質のものづくりを追求し、自社での修理に対応することで、ロングライフの商品を実現。使い捨てとは対極にあるエシカルで愛着の湧くブランドを目指しています。
スマートピープルの商品は、インドのコルカタ地方で生産されています。その理由には、手頃な価格で優れた品質を実現するというだけではなく、日本のものづくりの高い技術を途上国の発展に役立てたいという想いがあります。途上国支援においては、金銭的な支援だけでなく、技術的な支援によって途上国が自らの力で発展していくことが大切だと言われています。私たちは、現地の方々に日本の高度な製造技術をしっかり伝えて労働者のスキルを高め、また、当社製品の継続した生産を依頼することで、途上国の安定的な雇用の創出にも貢献しています。
駐日ギニア共和国大使館顧問 ギニア共和国元大使・タレントとしておなじみのオスマン・サンコン氏が日本の斬新なアイデア・デザイン商品を紹介し、売上の一部でアフリカを支援する「サンコンプロジェクト」 。サックスバー ホールディングスでは、この取り組みに共鳴し、当プロジェクトの企画商品である「マスク収納ケース」を全国の店舗で販売を開始しました。開発・製造は、プロジェクトのパートナーである京都の縫製工房。学校や塾での子供の感染予防のために考案したこの商品にサンコン氏が感動し販売に至りました。一部にリサイクル素材を使用するなど、環境保全や資源保護にも配慮されています。
毎日、大量に処分される空ペットボトル。その量は、国民一人あたり年間180本にも上ります（PETボトルリサイクル推進協議会調べ）。ご存知のようにPETはリサイクル可能な素材であり、有効に活用していくことで廃棄処分量を大幅に減らすことができます。
東京デリカでは、使用済みペットボトルから生まれた100%再生繊維「レプリーブ」を使用した商品を企画・販売。従来のリサイクル素材品にありがちな不自然な素材感はまったくなく、ファッショナブルなデザインで、さりげなくエコ素材をライフスタイルに取り入れることができるようになりました。
